新東名高速道路のり面安定対策工設計
- 事業分類
- 防災
- 場所
- 静岡県
- 実施年
- 2023年
- 発注機関
- NEXCO
- 業務分野
- 道路防災
- 概要
- 令和3年8月の異常降雨により新東名湯船原トンネル東坑口付近で生じた斜面崩壊箇所について、本復旧工事に向けて地形測量(UVA測量)、地質調査(4か所)、及び本復旧工事の詳細設計を行ったものである。地質調査孔を利用した地下水位連続観測と地下水検層等を提案し、崩壊誘因は地下水上昇によるものではないことを確認した。その結果を受けて、長期的なのり面対策として鉄筋挿入工+抑止杭による対策工を採用した。対策工については、既設の抑止杭の抑止力を考慮することでコスト縮減を図った。