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interview

社会人ドクター制度の利用で博士号取得、
ぐっと広がった仕事の幅。

コンサルタント事業部 ICT開発室
社内技術開発、CIM推進、VR

入社後自己成長のために
挑戦されたことはありますか?

当社には、社員のキャリアデザインを多様化させる仕組みとして社会人ドクター制度があります。
私は10年ほど前に同制度を利用して博士号を取得しました。新しいことに挑戦するのが好きな性格なため、入社以来新しい業務やプロジェクトに挑戦する機会があれば次々とそこに飛び込むという日々を繰り返してきました。しかしながら、新規業務やプロジェクトで優れた成果を出すためには、もう1レベル上の知識や科学的思考力が必要という考えに至り、同制度の利用を希望して会社に了承をいただきました。

大学ではどのような研究を
行っていたのですか?

大学院博士課程の選択コースは「環境エネルギーシステム工学」で「ゲリラ豪雨の予測」を研究テーマにしました。それまでの業務と全く関係ないものでしたが、業務で身についたプログラミングや文書執筆能力といった技術が思った以上に役立ち、スムーズに博士号を取得することができました。

学位取得後のキャリアに
変化はありましたか?

学位取得後は、博士課程で学んだ知識がビジネスに役立ちました。
次世代エネルギー関係の新規業務開拓や社会政策系業務、大学とのコラボプロジェクトを推進するなど、取り組みの幅を大きく広げることができました。
自身の能力と業務の幅を大きく広げてくれた社会人ドクター制度に深く感謝しています。

現在の仕事内容、やりがいを
教えてください。

現在、ICT開発室のグループ長として2つのプロジェクトでリーダーを務めさせていただいています。
一つ目は会社のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進、もう一つは設計のデジタル化といえるBIM/CIMの全社展開です。

DXはデジタル技術を活用して社内の業務プロセスの在り方を抜本的に変えようとするものであり、今後何十年にもわたって大日の基盤になるものです。もうひとつの、BIM/CIMは3次元データを活用して、設計だけではなく、施工や維持管理も含めた土木事業のプロセス全般を効率化しようとするもので、土木業界全体の大きな変革の核になります。

いずれも、全くの白紙に絵を描いていくような新しい取り組みですが、長年温めてきたアイデア達を投入するチャンスが到来したと思っています。日々、非常に楽しみながら仕事を進めています。

求職者の方に自己成長するために
必要だと思う事を一言お願いします。

まず、たくさんの本を読むことをおすすめします。
そして、本に書いてあったことを自分なりに解釈して、自分の考えとして整理する。自分で考えたこと実践してみる。うまくいかなかったら、また本に戻って他の方法を調べなおす。うまくいったら、さらに別のチャレンジをするために本を読んで情報を集める。
この繰り返しで無限に自己成長できると思います。今の日本のビジネスマンはあまり本を読まないといわれているので、読書習慣はライバルに大きな差をつけるチャンスです。