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日本コンクリート診断士会2025年次大会で論文を発表しました

(一社)日本コンクリート診断士会2025年次大会(島根大会)が開催され、当社の技術者が、インフラメンテナンス国民会議を通じた自治体支援活動について発表し、優秀賞を受賞しました。

本大会は、各地区特有のコンクリート構造物の劣化状況およびその診断技術に広く触れることでコンクリート診断士のスキルアップにつながると共に、会員相互の交流を深めることを目的として、業務体験や保有技術の発表会が毎年開催されています。

 

【発表概要】
テーマ:インフラメンテナンス国民会議を通じた自治体支援活動
概 要:日本各地で老朽化が進む橋や道路などのインフラを持続可能なものにしていくためには、対症療法型から予防保全型の維持管理へ移行することが必要不可欠であり、人口減少が進む現状においては産官学民が連携し、メンテナンスレベルに応じた全員参加型のセルフメンテナンスの仕組みを確立することが、真の予防保全につながると考える。
発表者は、東海コンクリート診断士会とインフラメンテナンス国民会議・中部フォーラムの活動に参加しており、本発表は、両会が2021年に共催した自治体との意見交換会「小規模コンクリート橋の維持管理に対する自治体支援」をきっかけに始動した、岐阜県七宗町を中心とした加茂郡内自治体への3年間に渡る支援活動について報告したものである。職員向けの勉強会から始めた支援活動は、建設課の枠を越え、現在は地元小学生が主体的に参加するメンテナンス活動に発展している。

日本コンクリート診断士会2025年次大会で論文を発表しました | 技術情報
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