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NEXCO西日本 北九州高速道路事務所より事務所長表彰を受賞しました

北九州高速道路事務所管内の橋梁耐震補強設計において、既にある橋の地震に対する強さを正確に調べるとともに、新しい技術も取り入れながら、その橋にとって一番ふさわしい補強の方法を提案しました。この取り組みが評価され、高速道路事業の推進に大きく貢献したとして、西日本高速道路株式会社 九州支社 北九州高速道路事務所より事務所長表彰を受賞しました。

 

【業務概要】

本業務は、本州と九州をつなぐ関門橋を望む和布刈公園をはじめとする、下関IC~新門司IC間の高速道路橋について、現行の耐震基準制定以前に建設された15橋の耐震補強設計を実施したものです。対象橋梁は、建設後に発生した全国の大規模地震による被災事例を受けて、これまで段階的な耐震補強が実施されてきました。また、経年劣化に伴う補修や部材交換も行われており、現行の耐震基準を満たすために必要な対策が橋梁ごとに異なる状況でした。そのため、建設時の資料に加え、過去の補修・補強工事に関する資料を精査し、不足情報についてはドローンや3次元点群データを活用した現地調査で補完することで、各橋梁に最適な耐震補強方法を提案しました。さらに、国立公園内に位置する橋梁については、補強工事による地形改変を最小限に抑える配慮を行いました。

NEXCO西日本 北九州高速道路事務所より事務所長表彰を受賞しました | 技術情報
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