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農業農村工学会京都支部研究発表会で発表しました

第81回 農業農村工学会京都支部研究発表会が開催され、当社の技術者が、ため池の耐震解析 結果に対する一考察を発表しました。
この会では、農業や農村工学に関連する研究者や技術者が自らの研究成果を発表し、議論を深めることで、地域の課題解決や持続可能な農業・農村開発に向けた新たなアイデアやネットワークの構築を目指して開催されています。

 

【発表概要】

発表者:大林 昂平
テーマ:大阪府泉州地区におけるため池の耐震解析 結果に対する一考察
概 要:本研究は、大阪府が実施した防災重点ため池の耐震診断結果から、どのような要素がため池の耐震性能に影響を与えるかについて分析を重ね、沈下率に関する傾向と破堤リスクについて考察しました。その結果、基礎地盤のN値と沈下率に相関関係があることが判り、さらに地震規模と堤体重量を考慮した複合的な分析によって、破堤リスクが高い堤体の要素を示しました。分析結果は、今後の耐震診断の優先順位や被災時の迅速な原因究明への利用が期待されます。

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