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日本材料学会の第23回シンポジウムで論文を発表しました

公益社団法人 日本材料学会主催の「第23回コンクリート構造物の補修,補強,アップグレードシンポジウム」が開催され、当社の技術者が維持管理について論文を発表しました。


【発表概要】
(維持管理)
論文タイトル:コンクリート構造物の維持管理段階におけるCO2排出量の試算(Estimation of CO2 Emissions at Maintenance Stage of Concrete Structures)
発表者:牧野 徹
概要:コンクリート構造物についても脱炭素に関する活動が活発化しており、新設構造物に関しては材料や建設作業由来のCO2排出量に関する試算結果があります。一方で、既設構造物の維持管理段階に関しては、その内容が多様なため、十分な知見が得られていません。そこで本研究では、コンクリート構造物の維持管理段階において、特に点検や補修補強におけるCO2排出量を試算し、維持管理のアクティビティの中での留意点について考察するとともに、建設コンサルタントが設計段階で配慮すべき事項について整理しました。