当社の技術者が、一般社団法人 日本橋梁建設協会（以下、橋建協）より令和5年度技術功労賞の表彰を受けました。

橋建協は大手の鋼橋製作・架設会社によって構成された業界団体で、本四架橋や高速道路網をはじめわが国の大小さまざまな鋼橋を建設し、またそれらを安全に保つ維持修繕に寄与しています。

技術功労賞は、「鋼橋に関連する業務に従事し、わが国の鋼橋技術の進歩・発展に寄与するとともに鋼橋を通じて社会に貢献した、受賞年の4月1日現在で満65歳以下の者」を対象に、鋼橋関連の学協会等からの推薦を受けた技術者から選ばれて表彰されるもので、平成26年の創設以来12人が受賞された日本の鋼橋関係者にとって大変名誉ある賞の一つです。

「東海構造研究グループ（SGST）」からの推薦によるもので、華々しい長大橋の建設や高度な技術開発ではなく、既設橋の大半を占める中小橋梁の健全性確保に、人材育成を含めて地道に貢献したことが高く評価されたもので、画期的で大変意義深いものです。

業界に先駆けていち早く保全部を立ち上げ「維持管理に強い大日」を掲げ、橋梁をはじめとした構造物の保全に積極的に取り組んできた当社としても大変名誉なことであり、今後も道路管理者や工事会社と協力して経済的で効果的な構造物の保全を計画・設計していきます。

伊藤學賞 – 一般社団法人 日本橋梁建設協会 (jasbc.or.jp)

【受賞者】コンサルタント事業部 橋梁構造部 専任参事：坂井田 実
【主な業績】