岐阜県立本巣松陽高校の2年生の生徒さんを対象とした授業で、本巣市の地域課題を題材とした探究学習を進められており、当社の社員が「地域ファシリテーター」として参加しました。

共通の興味・関心を持つ生徒が、クラスの枠を超えてグループとなり進められてきた探求学習のプレゼンを聴き、対話を通してそれぞれの探究テーマを深めるためのヒントを与える、というのが地域ファシリテーターの役割でした。

探究テーマは３つあり、本巣市の地域課題を題材として「人が集まる街にするにはどうしたらよいか」、「どんな商業施設をどこに作れるか」、「子どもが遊べる場所をつくるにはどうしたらよいのか」というものです。

大人でも難しいテーマにもかかわらず、パワポを使って簡潔にまとめられた資料を使ったプレゼンテーションは、どのテーマも聴き入ってしまうほどの素晴らしいもので、こちらが勉強になるほどでした。

今後の予測不能な社会を支えていく人材として求められる「課題を発見する力」、「コミュニケーション能力」、「異なる他者との対話により答えを作り出す」などの能力を育成するための学習ということですが、大人でも解決が難しいテーマに、学生の頃から向き合い取り組む生徒さんたちが社会人となった未来は、とても希望に溢れていると感じました。

社会人になってもこの気持ちを忘れず、地域の課題解決にぜひ携わって欲しいと思います。
岐阜県立本巣松陽高校の2年生のみなさん、貴重な時間をありがとうございました。